
当店の手刺し防具が安価な理由
当店は余計なものにコストはかけません。当店は手刺し防具の品質を上げるために全てのお金をかけています。
都心の一等地に豪華なショールームはありません
ピカピカのショールーム素敵です。私だって欲しいです。でもそれを維持するための費用は当然あなたの剣道具代の中から支払われています。当店にはピカピカのショールームはありません。四国の片田舎、香川県の観音寺市というところにお店があります。お店に私店長がちょこんと座っています。お店は狭いですが、手刺し防具の見本が全部で9台あります。「百年防具1.0分見本」「百年防具1.2分見本」「百年防具1.5分見本」「手刺し防具1.2分見本×2台」「手刺し防具1.5分見本」「手刺し防具2.0分見本/布団具の目刺」「手刺し防具2.0分見本/布団ナナメ刺」「織刺し防具2.5分見本」「小学生用の手刺し3.0分見本」。それに加え、実際に身体にあてることができるサイズ合わせ用の防具も全サイズご用意しています。「サイズ合わせ用の面は全て1cmごとに全部で50台くらい」「サイズ合わせ用の胴は特大寸、大寸、中寸」「サイズ合わせ用の甲手は特大寸、大寸、中寸」「サイズ合わせ用の垂は特大寸、大寸、中寸」「サイズ合わせ用の剣道着、袴」といった具合です。当店は豪華なショールームではなく、剣道具選びや使用感を左右するサイズの打ち合わせに必要な部分に重点的にコストをかけています。
人件費がかかる営業マンはいません
普通、防具屋といったら道場回って、学校回って、営業にいって。。。ウチはやったことがないです。呼ばれたら行くスタンスです。だから他のお店に注文を取られてしまうこともあります。でもいいです。営業マンの人件費というのが一番コストがかかります。給料、賞与、社会保険料、交通費、社宅、、、。そもそもウチはセールス営業をしないので営業マンそのものが必要ないんですけどね。
コストがかかるフルカラー雑誌広告やネット広告はしていません
当店はネット通販が主体なので、以前は当店もネット広告をしていました。だいたい月に40万円くらい、多いときで60万円。それに雑誌広告(剣道日本や剣道時代)も白黒ではありますが広告を入れていた時もありました。今では口コミで紹介が広まっていますし、Youtubeもありますので全ての広告はやめました。広告を止めた今の方がお客様は多くなりました。当店の広告費は0円です。その浮いた分も全て剣道具の品質を上げるために回しています。
ホームページは店長の手作りです
昔の私はバカでした。。。ホームページ作りを業者に頼んでいたのですが1ページ(トップページ)の製作に30万円かかりました。それはそれはきれいなデザインのホームページが出来ましたが、まったく効果はありませんでした。それからというものホームページの作り方を勉強して自分の言葉で伝えるようにしました。素人っぽさは否めませんが、今(R1.7現在)のホームページ製作費用はWIXというサイトを利用していますが製作費0円、月の管理費も3千円程度です。浮いた分のお金も手刺し防具の品質に回しています。
写真もすべて店長が撮影しています
剣道具ってプロのカメラマンに撮影してもらうととにかく高いんですよ!やった人なら分かるのですが、面、甲手、胴、垂とフルセットを撮影するには広いスタジオが必要です。さらにそれぞれの組み合わせに頭を悩ませたり、胴の表面の光沢により映り込みが生じます。照明も難しくて剣道具はほとんど暗い色1色なので写真で質感を伝えるのがプロでも難しいんです。当店のホームページやカタログの写真はすべて私ウガが撮影しています。でもね、カメラは素人。絞りやらなんやらもよく分かりません。だからすべてカメラのオート機能で撮影しています。撮影している場所はお店の2階、お仏壇の前に壁一面に黒い布を押しピンで固定して撮影してます。使用してるカメラはNikonのD7000ってやす、これの「ローキー」という撮影モードで撮ってます。
ブース代がかかる大会などにも出店しません
剣道の大会にいくといろいろなお店が出店しています。当然当店にも出店の案内をいただきます。でもブース代がかかります。そこにコストが発生する以上、「当日モノを売らないと行けない」という考えになります。その予算があれば計測会や防具の品質を上げることに回します。